【お店】文化財にも指定!恵那串原のレトロな古民家リノベカフェ「サトノエキカフェ」

サトノエキカフェ

|1時間かけても訪れたい!味のある建物がカフェへとリノベーション

岐阜県恵那市の中心市街地から、南へ南へと車を走らせること約50分。
もう少しで愛知県豊田市!な場所、串原にあるリノベカフェ「サトノエキカフェ」に行って来ました!

▲小さな坂を登ると、立派な古民家がお出迎えしてくれます
サトノエキカフェは、森林や川に囲まれた1軒の古民家をリノベーションして、2016年にオープンしました。
このサトノエキカフェ、普通の古民家カフェとはちょっと違います。
実はここ「文化財に指定されている郷土資料館」なんです!
サトノエキカフェ
▲ひと目ではカフェに見えない、昔を感じさせる雰囲気!
昭和43年、矢作ダム建設時に水没した村内の民家の中でも、当時代表的な家屋であった安藤家をそのまま移築したもので、江戸時代末期の建物だそう。郷土を離れる人々の心痛、暮らしてきた姿をとどめ伝えるために、現在の地に移築されました。

土間で靴を脱いで上がると、タンスやイス、またミシンや機織り機など、郷土史料館ならではの生活用品がずらり。
一般的な史料館や博物館のようにショーケース越しに眺めるのではなく、カフェの一部として溶け込んでいて、なんだかタイムスリップしたような感覚にワクワクしてきます…!

▲気持ち良さそうな縁側でのんびり風を浴びたり、畳に座って友達とおしゃべりしたり…

▲レトロで可愛い小物を見て楽しんだり

カフェを営むのは、京都から移住したご夫婦

▲2016年に恵那市に移住した藤本学さんと、麻由美さん。
お二人が初めてこの建物を訪れた時、こんな場所があるなんて・・・!と衝撃が走ったそう。当時はまだ、郷土館としての機能のみで、せっかくこんな立派な建物があるのに年間の来場者も少ない状態。「もったいない!」と思ったのがきっかけなんだとか!なんだか運命的なお話ですよね。
(お二人の移住ストーリーは<移住者インタビュー>「サトノエキ カフェ」藤本学さん・麻由美さんでも読むことができますよ〜!)

お二人のセンスが散りばめられているのも、このカフェの魅力の1つ。
家具や小物の配置を考えたり、また近くの川で拾った流木を飾ったり(!)など、オシャレな工夫がいっぱいなんです!

|温もりの味。見た目も可愛いランチプレート!

サトノエキカフェの雰囲気にすっかり魅了されたところで、待ちに待ったランチです!
この日は「日替わりランチプレート」「本日のカレー」をいただきました。

▲取材した日のメインは「鮭の西京焼き」でした!
1つのプレートに、10種類がずらりと並ぶ日替わりランチプレート。少しずついろいろ食べたい女子にはぴったり!

▲豚とカボチャのイエローカレー
ピリッとしたルーの中には、野菜や豚肉がゴロゴロ。グリーンカレーの日もオススメだよー!と、常連さんが教えてくれました。
ちなみに、ランチ以外にも、日替わりのおやつ(マフィンやブラウニー)やコーヒーも楽しめます。

恵那ーサトノエキカフェ
サトノエキカフェのコーヒーはとっても美味しい!と評判で、ファンもたくさん!ランチの後の一杯にも、昼下がりの休憩にもオススメですよ。
歴史資料館という枠組みにとらわれない、オシャレで落ち着く雰囲気にすっかり魅了されたおへマガ編集部。
次行くときは、縁側でおやつを食べてみたいです〜!

サトノエキ カフェ
住 所:岐阜県恵那市串原1268
電 話:0573-52-2020
営業日:水〜月(火曜定休)(不定休、臨時休業有、冬季休業有)
時 間:9:00〜16:00