【伝統文化】名古屋で触れる、郷土の文化。"茅葺き”から地域を見つめる夜
|地域に生きる伝統文化を見つめてみる
昔から脈々と受け継がれてきた、地域の伝統文化。
学校で習うわけでもなく、静かに続いてきた文化には、昔の人たちが自然と共に暮らしてきた知恵や息遣いが、ぎゅっと凝縮されています。
私たちおへマガ編集部も、しめ縄を作るおじいさんや、ほうきを手作りすること60年のおばあさんなどなど、伝統を大切に守ってきた恵那山麓地域の人たちに会ってきました。
しめ縄もほうきも、既製品を買う人の方が多いのが今日。
そんな中で伝統文化やそれを受け継いで生きる人たちの生活は、とても豊かに映ります。
|世界遺産、白川郷。受け継がれてきた文化「茅刈り」
そんな岐阜県の伝統文化の1つが、世界遺産にも登録されている白川郷の合掌造りの「茅葺き」。
そう、白川郷の合掌造りと聞いて誰もが思い浮かべるであろう、あの特徴的な茅葺き屋根ですね。
この伝統的な屋根の材料となっているのが「茅」。ススキやヨシといった植物が主な原材料です。
大きな屋根を覆う茅を蓄えるのは、一大作業なのだとか。
そんな「茅」ですが、11月頃が刈り時期。
そこで白川村は11月を「茅刈り月間」として、村内では11月11日〜12日にかけて茅刈りイベントが開催されます。(茅刈りイベント「秋の一斉茅刈り」についてはこちらから)
"白川村の伝統文化「茅刈り」をもっと盛り上げたい!"
そんな白川村の人たちの思いから、名古屋で11月1日に行われるイベントが「白川村ナイト」です。
|ローカル出会う!白川郷ヒト大学×大ナゴヤ大学
このイベントは「ナゴヤを面白がる人を増やすこと」をミッションに「街」にフォーカスした授業やイベントを企画している大ナゴヤ大学と、おへマガでも度々紹介している白川郷ヒト大学のコラボによって実現したもの。
白川郷ヒト大学は、白川村をフィールドに村内外のヒトが交わり、地域課題の解決と同時に新しい価値を生み出すことを目的としたソーシャル大学という学びの場。
校舎のある学校ではなく、いろいろな場を使って実践的に学ぶ連続講座スタイルの大学です。これまでも起業家のUターン者の講座や「シゴトを作る編」合宿など、さまざまな講座やワークショップを行っています。
実は2016年2月にも「白川村ナイト×岐阜ナイト in NAGOAYA」が同じ会場で開催。
その時はおへマガ編集長そのはらが司会をしていたという、おへマガにとっても縁のふか〜いイベントなのです!
(【地域】白川村ナイト×岐阜ナイトinNAGOYA開催レポート)
11月1日に開催される「白川村ナイトvo.8 〜誰も知らない合掌造り家屋の話〜」では、白川村の村民と一緒に茅葺きの合掌造り家屋を知ることができます。
村民の人しか知らない合掌造りの話や、茅葺き屋根の奥深い話を聞けそうですね。
そして、イベントの途中からは飲食付きの交流会!今年のどぶろくも楽しめるとのことで、見たり聞いたり食べたりしながら、地域を感じられる夜になること間違いなしです。
ふと立ち止まると見えてくる、伝統文化に眠る豊かさ。
茅葺き屋根をきっかけに、少し覗いて見てるのはいかがでしょうか。
【スケジュール】
19:00 開始
<大ナゴヤ大学の部>
19:00 乾杯・白川村の説明
19:15 誰も知らない合掌造り家屋の
(白川村教育委員会 松本継太)
<白川村ナイトの部>
19:45 交流タイム
20:20 茅ガールによるフォトスポッ
20:30 交流タイム
21:20 集合写真撮影・アンケート
21:30 終了
白川村ナイトvo.8 〜誰も知らない合掌造り家屋の話〜
日にち:11月1日(水)
時 間:19:00〜21:30
場 所:『西アサヒ-Nishiasahi-』喫茶、食堂、民宿。
愛知県名古屋市西区那古野1丁目6−13
定 員:40名(白川村民参加者10名程度含む)
参加費:4000円(飲食代含む)
申し込み:申し込みフォーム
問い合わせ:白川村地域おこし協力隊 福田
TEL: 090-1279-0438
白川郷ヒト大学 柴原
TEL: 080−5591−7114
MAIL: info@shirakawago-human-uni