【農家のレシピ】たくさん食べて!ツナとタケノコの木の芽煮
【あなたの家のタケノコ、ぼこぼこ出てきてませんか】
毎日山菜もらう→天ぷら→山菜採る→天ぷらのルーティンにはまってしまっている、山菜祭りのFarm Rootsの佐藤です。都会の人から見たら、なんてパラダイスなんでしょうと思うかもしれません。しかし毎日天ぷらもなかなか胃にはきびしいものがあります。
そして先週からタケノコが我が家の竹林から採れ始めました。母が午前中をかけて掘ってきたら、なんと50本以上ありました。さすがにおすそわけもしきれないので、32本は直売所で売りに出しました。意外にも、タケノコを売りに出したのは今回が初めて!
それでもB品があまるので、うちにきた営業さんに「タケノコもらってくれませんか?」と聞いたところ、
「実はうちにも・・・タケノコがありまして」
ということで、タケノコはこの界隈では供給過多な様子です。
では食べましょう。
この「ツナとタケノコの木の芽煮」は、我が家の定番料理なのですが、ツナの旨みがタケノコにしみこんで、いくらでも食べられます。若い山椒の芽も、少し山に入るとたくさん生えていますから、ぜひ摘んで香ってみてください。新鮮なタケノコと山椒の木の芽が、桜の季節から新緑の季節に入るそのときを知らせてくれる。そんなレシピです。
====================
【材料】(4人分)
- なべに一口大に切ったタケノコ、だし、ツナを入れてひと煮立ちさせる。
- 酒、みりんを加えてひと煮立ちさせたら、醤油を加えてまぜ、落し蓋をして10-15分煮る。
- 水分が少なくなったら適宜水を少しずつ追加してください。
- タケノコに味が浸みたら、木の芽を掌に載せてパン!と叩いてから、3に混ぜる。
- 皿に盛ったら木の芽を1枚飾ってできあがり!
====================
さて、木の芽(山椒の若芽)ですが、てのひらにのせてポン!と叩くと、香りが立ちます。使う前にはかならずひと手間加えてくださいね。
この季節にしか食べられないタケノコですが、いかんせん竹の赤ちゃん、いわば木です。あまり食べ過ぎるとアクが強くてのどや胃が荒れたり、肌に湿疹が出ることも・・・
気を付けて、腹八分目で食べてくださいね!
次回の農家のレシピもタケノコでいきたいと思います・・・。
参考:ツナとタケノコの木の芽(山椒の葉)煮 BY Farm Roots